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エレガントなレデイーになりきるのは 経験が要ると分かったわ




 目下レッドカーペットの王女様と 言った感じで、ありとあらゆる賞にノミネートされているジエニファー・ローレンス。14歳で故郷のケンタッキー州のルイビルからニユーヨークに出てプロの女優を目指したと言うガッツの持ち主のジェニファーである。父親はコンクリート工務店を経営、母親は子供のキャンプを開催、3人の兄弟の末っ子と家族には全く芸能界のゲの字もない環境に育ち、小さい頃から物まねやらが好きで地元の舞台で劇に出たりしているうちに、女優志願に取り憑かれたそうな。

すぐにテレビの役が舞い込み、脇役でもきらりと光った存在を見せる演技力が注目され、瞬く間に「ウィンターズ ボーン」(10)の主役を得て、それがアカデミー主演賞にノミネートされたのである。ジェニファーが20歳の時、撮影時はまだ19歳だった。

この時初めて会ったのだが、背が高く、栗色の髪は驚くほど豊かで、たわわに波を打ち、若くてぴちぴちした体はスリムで敏捷、ルックスも真剣で正直そうで、人口のスマイルがはびこるハリウッドでは、彼女のちょっと白けた表情も新鮮で可愛らしかったのを思い出す。
「大都会のニユーヨークもオーディシヨンも全然怖くなかった。女優になりたい一心で信念さえしっかり持てば、絶対に何とかなると思ってたから。暇さえあれば昔の映画を見たり読書をしたりして女優としての栄養にしてます。ショッピングとかパーテイーとかには全く興味がないわね。尊敬するジョディー・フォスターだって家族の生活を独りでしょって、私より小さい時から仕事に励んで、名門大学に入って、あれほど優秀な生き方はないと思う。だから私はジョディーをお手本にして頑張って行くわ」と大変な鼻息で、ティーンぽい質問、たとえばアイドルは誰か、とか、好きなデザイナーはと言ったことには全く答えず、よくもそんなくだらないことを聞いてくるわね!と言うストレートな表情を見せるのであった。この態度を見て我々ジャーナリストは大物になる!と確信したのである。

「X|MEN ファーストジェネレーシヨン」(11)の時は、コンピューターの特殊撮影をいろいろ学んだと嬉しそうだったが、この時共演した英国人俳優のニコラス・ホールトとのロマンスが深く静かに潜行していたことには、もちろん触れなかった。
同じ年に憧れのジョディーが監督主演した「ザ・ビーヴァー」にもメル・ギブソンとジョディーの息子( アントン・イェルチン)の恋人という役で出て、改めてジョディーのオールラウンドの才能に感心して、ああだこうだと熱っぽく語っていた。

2012年はジェニファーの花盛りとなった。まず世界中の女の子をやきもきさせた「ハンガーゲーム」の主役、カトニスのイメージとは違う、やれ髪の色がおかしいと言った文句をたちどころに黙らせたパワフルな役作りである。

この時の会見では「森の中を走り回り、岩や木によじ登り、アーチェリーの練習を猛特訓されて、オリンピックの合宿みたいだった。すっかり体力に自信がついたし、もっともっとアーチェリーが上手になったらオリンピックも夢じゃないかも」などと張り切っていた。



レッドカーペットに出て行くことについては「そりゃあ女の子だから髪の毛を結ってもらって綺麗なドレスを着るのはお人形になったみたいで楽しいけれど、ヒールでは長く歩けないわ。メークしているのを忘れて、袖にしみをつけたり、なかなかエレガントなレディーになりきるのは経験が要ると分かったわ」と答えていたので、どうもレッドカーペットで心持ち不安そうな顔をする訳が分かったような。

最新の会見は「シルヴァーライニング・プレイブック」の時。細いウェストを強調するのが好きなようで、この日も黒のドレスにウェストにベルトというスタイルで現れた。
「この映画の中でブラッドレー・クーパーとダンスを練習するのだけれど、俳優同士が仲良くなって、息の合った演技をするには、ダンスをするのが1番スピーディーで効果的だと悟ったのよ。約3週間毎日彼と踊って、脚を踏まれ踏んづけ、抱かれて抱きついて、とスキンシップは豊かだし、相手の心臓の鼓動まで感じると言う近さは凄く役に立つ。それまでの私は、ダンスなんて全く駄目だったのよ。ロバート・デニーロはとっても気さくで自分は偉大な俳優であるなんていう雰囲気を全く持ってない人。やっぱりその道に秀いでた人は、謙遜と謙譲の心を持っているのだなと思ったわね」。

映画の中での役は、思ったことをすぐに言ってしまうためにいろいろなトラブルに巻き込まれる未亡人だが、ジェニファーのぶっきらぼうさが似ていると言うと「そうね。私も同じようかも」としおらしい表情を浮かべる。

余りに若くて未亡人らしくはないものの、過去の悲しみをこらえている女性の寂しさはずっしりと感じられた。この役で再びアカデミー賞にノミネート。

2013年はジェニファーの満開の年になりそうだ。






Yoko Narita

東京出身。成蹊大学政経学部卒業。スポーツ記者として20数年前にLAへ。試写会とインタビューに大忙し。今の映画の特撮やカーチェイスにあまり関心がなく、往年のハリウッド映画を観てはタメ息をついている。ゴールデン・グローブ賞を選考するハリウッド外国人記者クラブメンバー。



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